レンタルサーバーの選び方
レンタルサーバーとドメイン取得はセットで考えたほうが良いです。その理由は後述します。
まずはブログを作るスペースが必要なので、レンタルサーバーを契約します。
当サイトで使用しているのはXserverですが、他にも大手の人気サーバーはたくさんあります。
Xserver |
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ロリポップ! |
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ConoHa WING |
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mixhost |
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スターサーバー |
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さくらのレンタルサーバ |
レンタルサーバーの選ぶ際にはサイトの表示速度・安定性・コスパなど考慮すべき要素がいくつかありますが、あまり知識がない方は
- レンタルサーバー側のサポート体制がしっかりしているか
- ユーザー数が極端に少なくないか
- 無料で常時SSL化ができるかどうか
- サーバーの管理画面が見やすいかどうか
もしっかりと確認するのが好ましいです。
レンタルサーバー側のサポート体制がしっかりしているか
サーバー契約前後の電話やメールによるサポートの質はとても大事です。
- 対応時間
- 問い合わせ方法の種類(電話・メール・問い合わせフォームの場所など)
- よくある質問やFAQページの充実度
を確認しておきましょう。
私は今の契約の前の無料お試し期間中に困ったことが起きたのでメールにて問い合わせをしましたが、その際の対応の速さと丁寧さが印象的だったので本契約に移ることにしました。
ユーザー数が極端に少なくないか
これは「調べた時の情報量が多いかどうか」に直結します。
サイトを作成するにあたっては、小さな疑問や問題がちょこちょこ発生しますので、その都度Googleなどの検索エンジンで調べる方も多いかと思われます。
問い合わせは即返信が来ることが保証されているものでもありませんし、案外インターネットに転がっている他の人の知見や対処法を載せたブログ、Q&Aサイトの方に答えが見つかることも多いです。
そんな時、既に使っている人が多いとその分発生したエラーや疑問の数も多く、その対処法もたくさん載っています。
どこをクリックするとその画面が表示される…といった説明も、こんな画面が出るよ!といったスクリーンショットなどの情報も豊富なのです。
調べても全く出てこなくてお手あげだ!とならないように、まずはユーザー数の多いところを選択しましょう。
無料で常時SSL化ができるかどうか
SSLとは、インターネットにおける暗号化通信のことです。
ショッピングサイトなどで入力・送信された氏名・住所・電話番号・クレジットカード情報などは暗号化がされていないと、悪意の攻撃者によって内容の盗聴・改竄をされてしまう恐れがあります。
この送受信する情報を暗号化することによって、大切な個人情報を守る事が出来るのです。
またブログサイトや情報サイトなど、通常の利用にて個人情報の入力を求めることのないサイトであっても、Google Chromeなどのブラウザでは「この接続ではプライバシーが保護されません」や「保護されていない通信です」「攻撃者があなたの情報を不正に取得しようとしています」といったような不安になるメッセージが表示されてしまいます。
これは検索ユーザーがより安全にサイトを閲覧できるようにGoogleが推奨している取り組みであり、多くのウェブサイトでは個人情報などを入力しないページであってもSSL化(暗号化通信)を適用するのが当たり前になっています。
ウェブマスター向け公式ブログ - Chrome の HTTP 接続におけるセキュリティ強化に向けて
このSSL化をすべてのページに適用することを「常時SSL化」と言います。
訪問者の安全を守るのは勿論のこと、ユーザーの不安を煽り「このサイトは危ないのかもしれない」と閲覧を躊躇させてしまわないように、常時SSL化は必須の設定になります。
検討しているレンタルサーバーがSSL化に対応しているかどうかを確認し、契約後はきちんとSSL化の設定をしましょう。
サーバーの管理画面が見やすいかどうか
サーバーの管理画面は、契約後にWordPressを設置したりセキュリティの設定をしたり、契約更新の支払いをしたりする際などに使います。
この画面に関してこうなってる方がいい、これに気をつけたほうがいい、という基準はありませんが、ボタンの配置やページの階層などで使いやすさがあります。
サーバーの無料体験期間を試してみたり、検索で出てくるそのサーバーを使っている人のスクリーンショットなどを見るなどしたりして、自分にとって使いやすい(使いやすそう)かどうかを見てみるのも良いかもしれません。
ユーザビリティが高く自分に合ったものであれば、いちいち調べずとも目的のページや項目にすぐ辿り着くことができるでしょう。
独自ドメインはどこで取得する?
独自ドメインはウェブサイトの住所に相当するもので、サーバー移転の際にURLが変わってしまうのを回避したり、サイトのオリジナリティを高めるために設定します。
これは是非レンタルサーバーを契約と同時に検討することをおすすめします。
Xserverなどのレンタルサーバーは不定期でサーバー契約に独自ドメインが1つ付いてくるキャンペーンなどをやっているのでそれも決め手になり得ますし、サーバーの本契約後にサイトを設置するのにすぐに必要になるためです。
またXserverやmixhostではサーバーの契約に続けて、ドメインの購入をすることが出来ます。
サーバー契約して、ドメイン取得して、サーバーに登録して、WordPressをインストールして…といった手順が自然な流れでサクサク進められるので、初心者さんに優しい仕様となっています。
Xserverで契約〜WordPressブログの設置が一気に出来る、WordPressクイックスタートのやり方はこちら
mixhostで契約〜WordPressブログの設置をサクサクすすめる方法はこちら
ドメインを単体で取得するには、ドメイン管理会社のドメイン取得サービスを利用します。
Xdomain |
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お名前.com |
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ムームードメイン |
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スタードメイン |
各サービスで取得したいドメイン名を検索し、誰にも使用されていなければ取得することが出来ます。
使いたい年数分の登録料金+更新料金を支払い、利用を開始しましょう。
最初に支払った分の利用期間が終了するとドメインの有効期限は切れてしまい、その後しばらくすると誰でも取得可能になったり、対象ドメイン名の復旧に別途料金がかかるようになってしまったりするので注意が必要です。
支払い方法はサービス毎に対応が異なりますが、可能であればクレジットカード等を利用した自動更新設定を利用するのが望ましいです。
Whois情報 に注意!
Whoisはフーイズと読みます。要するに「誰?」ってことです。
下記のようなサイトでドメイン名(当サイトだとkogerakaju.com)を入力して検索すると、そのドメインの取得日や有効期限、所有者の情報が出てきます。
WHOIS検索 | ドメインの所有者情報を簡単検索 | すぐに使える便利なWEBツール | Tech-Unlimited
不用意に個人情報を晒したくない場合には、これに対する対策が必要です。
このWhois情報自体を隠すことはできない(第三者が確認できる状態にすることが義務付けられているため)のですが、ドメイン管理会社がその会社の住所や名前などの情報を代理公開してくれる「Whois代理公開」サービスを展開しています。
(当サイトではXserverの情報が出てくるようになっています)
無料でオプションとして付けているところもあれば、有料オプションとして用意しているところもあります。
ドメイン取得後に自分のWhois情報がどうなっているか、代理公開がきちんとしてあるかを確認し、自分の希望に沿った状態になっていなければ設定をしておきましょう。