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失敗しない!スマホ用ガラスフィルムの選び方

まずは基本の機能面!

商品パッケージや商品説明欄によく載っているのはこんな感じですね。

  • ブルーライトカット
    ブルーライトとはパソコンやスマートフォンから出る青色光のことで、眼精疲労や睡眠障害など身体に悪い影響があると言われています。多くのフィルムが90%以上のブルーライトをカットすると謳っています。
  • 指紋防止
    指紋や皮脂が付きにくくなるように、フッ素加工や表面のコーディング加工がされています。これと似たような機能として女性向けに「ファンデーションが付きづらい」というものも販売されています。
  • 飛散防止
    落としたスマホの保護はできてもフィルムのガラス破片が飛び散ってしまう可能性があります。飛散防止処理がされているものは、割れた際にひび割れが生じるだけで破片自体は散らばりにくくなっています。
  • 気泡ゼロ
    貼る際の気泡ができにくいです。気泡が自然経過で抜けやすくなっていたり、そもそも画面とフィルムが密着しないようになっているものもあります。
  • 高透過率
    フィルムを貼ることで画面が見づらくなったり、画質が落ちて見えたりすることを防ぎます。
  • 強化ガラス(硬度9H)
    特殊加工で強化されたガラスで些細な衝撃での傷や割れを防止します。よく書いてある硬度9Hというのは、9Hの硬さの鉛筆でこすっても傷が付かない程度の硬さ、という意味だそうです。(参考リンク:硬度9Hはどれくらいの硬さのコーティングか)
  • 衝撃吸収
    衝撃を吸収する特殊な構造で、フィルムに加わった衝撃を分散・吸収します。
  • アンチグレア(反射防止)
    サラサラとした手触りで、画面に蛍光灯などの光が映り込みにくくなっています。写真や動画などの鮮明さは薄れてしまいますが、反射で画面が見づらくなることが無くなります。また、アンチグレア加工のされたフィルムは指すべりが良いのでゲームアプリのプレイ時に操作がしやすいといったメリットもあります。

全面保護?部分保護?

近頃のスマートフォンは滑らかなボディと大きな液晶を実現するために、ディスプレイの端が曲面になっているものが多いです。

そのため、フィルム自体が端に沿う形になっていてディスプレイ全体が覆えるもの平らな面のみ保護する(ディスプレイよりフィルムが小さい)ものがあります。

端までピッタリ!全面保護タイプ

全面を保護できる方が良いように思えますが、僅かなズレなどで端が浮いてしまったりという問題が生じやすいので注意が必要です。
※メーカーによっては貼った後に判明した商品不良に対し交換対応をしてくれるところもあります

また、フィルムの幅や厚みによってはケースと干渉してしまうこともあるようなので、硬めの素材やタイトな形状のケースを使用している方は気をつけましょう。

このタイプはインカメラやセンサー部が切り抜いてあったり、上部がまとめて切り欠きになっていたりします。

大事なところはキッチリ守る!部分保護タイプ

このタイプはスマートフォンをがっちり包み込むようなケースを使っている方におすすめです。

ディスプレイの平らな面にしかフィルムが無いので落とした(ぶつけた)場所次第で露出部に傷ができてしまう恐れがありますが、端を包み込むような構造のケースであればそこはカバーしてくれます。

ケースとの干渉や貼り付け位置のズレによるフィルムの浮きも起こらず、露出部も5mm前後のものが多いため不器用な人も貼りやすいというメリットがあります。

フィルムの寸法が小さめなため操作時に指が触れて違和感が出てしまいやすく、それを防止するためにラウンドエッジ加工がされていたりもします。

フチだけ接着?画面吸着?

スマートフォンへの貼り付けは、フィルムの外周にぐるりと粘着剤が付いているタイプフィルム全体がぴったり貼り付く自己吸着タイプがあります。

粘着剤でフチだけ接着タイプ

フィルムの外周についた幅2mm程度の粘着剤でスマートフォンに貼り付けて使用します。

ディスプレイとフィルムの間に僅かな隙間があるので、挟まったホコリが原因での気泡が発生せず綺麗に仕上げやすいのが特徴です。

すぐに取れるような粘着力ではありませんが、何度も貼り直しをしたりすると接着力が落ちてしまう事と水洗いが出来ないことがデメリットになります。

水洗い可能!?自己吸着タイプ

ディスプレイ側に自己吸着層を備え、スマートフォンに乗せるだけでぴたっと吸着していきます。

先述したフチだけに接着剤が付いているものとは異なりフィルムの裏面全体が「くっつきやすい」質感になっているので、貼る前にもホコリが付かないよう注意が必要になります。

粘着剤ではなくシリコンの自己吸着層で貼り付くので、水で洗っても粘着力が復活します。

ただし水洗い後はホコリが付かないように乾かす事と、スマートフォンが防水でないものの場合はしっかり水気を切ってから再度使用する事が大切です。(防水の機種には多少の水気が付いたまま貼り付けしても問題ないようです)

ベゼル部分は色付き?透明?

スマートフォンの液晶が付いている側には、ベゼルと呼ばれる部分があります。

iPhone8以前のものを想像していただけると分かりやすいのですが、カメラやホームボタンの付いたディスプレイを囲むエリアのことを指します。

保護フィルムはこのベゼルの範囲まで貼ることがありますが、その場合にはベゼルの部分には黒や白などの本体色に沿った色が着色してあるものがあります。

もちろん全体が透明なタイプもあるのでどちらを選ぶかは好みになります。

強いて言うのであれば、

  • 着色タイプは色のある範囲の寸法が本体の寸法と異なる場合に画面が一部隠れてしまう場合があるが、「フィルムを貼ってる感」が無い。
  • 全体が透明なタイプは画面が隠れる恐れがないが、本来の設計の上に「貼ってる感が出てしまう。

という違いがあります。

結局どれを選べばいいの?

この商品が間違い無いよ!というのは一概には言えません。

大きな画面で高画質を堪能したいのであれば高透過で着色なしのものを選ぶのが良いですし、反射や切り欠きの有無などの見た目に拘るのであればアンチグレアで全面保護のものを選ぶ方が良いでしょう。

使用している機種専用の形の合ったものを使うことも勿論大切ですが、見た目の好みや機能面に応じて適したフィルムを選択することも大切です。

商品を購入する前に「自分の好みはどんなフィルムかな?」と少しだけ考えてみて、快適なスマホライフを送りましょう。

 

 

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