【Xserver、他も対応】エラーログの確認方法

このブログの公開直前に、謎のエラーが表示されページが全て表示できない状態になってしまったことがありました。

その当時は外観設定やセキュリティ状態改善のために.htaccessやwp-config、style.cssの書き換えを繰り返しており、直前に書き換えた部分を修正しても状況が改善されなかったり
さらに複数行のコードを追加した直後に至ってはどこが違うのか分からず混乱してしまいました。

そんな中でエラーの解消に役立ったのがXserverのエラーログです。

エラーログの取得や閲覧は他のレンタルサーバーでも行えますので、お困りの方は確認してみて下さい。

エラーログって何？

エラーログはそのサーバー上で何らかのエラーが生じた際にその詳細を記録しているファイルになります。

ブラウザ上で閲覧、もしくはログファイルをダウンロードして確認するなどの手段がありますが、Xserverにおいては後者になります。

どこからダウンロードするの？

[サーバーパネル]→[アクセス解析]→[エラーログ]のページから入手可能です。

下の画像の右列に表示されているオレンジ色のアイコンのあたりです。

ここをクリックするとそのサーバーで利用しているドメイン名が並んでいるので、エラーが発生しているページのものを選びます。

当ブログでいう「kogerakaju.com」の部分です。

対象のドメインを選択すると[ダウンロード」のボタンが表示され、「(ドメイン名).error_log」という名前のファイルが入手できます。

中身はどうやって確認するの？

ファイルが開けない時は

ご利用のデバイス上に適切なソフトウェアがインストールされていないと、このファイルの中を見ることができません。

私の環境ではWindowsのメモ帳やMacのテキストエディットで開くことができましたので、パソコンからアクセスされている大半の方は問題なく利用できるかと思います。

iPhoneなどのスマートフォンを利用されている方は、アプリストアからテキストエディタ系のアプリをインストールする必要があるかもしれません。

中身の見方は？

いざファイルを開くと英語がズラッと並んでいて嫌になってしまうかもしれませんが、落ち着いて見てみればなんてことはありません。

こちらは以前取得したエラーログの一部です。(部分的に伏せるためにxxxx...になっています)

左から必要な部分を見ていきましょう。

①日付

一番最初に「Wed Mar 04 19:42:31」と書いてあります。これはエラーが発生した時刻です。

水曜日、５月(Mar)、４日、１９時４２分３１秒

となっていますね。

この表示で直近のエラーがわかります。時系列順で並んでおり、一番下が新しいログになります。

②場所

次に「/home/サーバーID/kogerakaju.com/public_html/.htaccess」の部分です。

これはエラーが発生したファイルの場所を表しています。
今回は、.htaccessファイルに問題が生じていたようです。

③修正

エラーが起きているファイルを特定できたら、そのファイル内のエラーが起きる前に変更した部分を確認し、貼り付けたコードを消してみたり、スペルミスが無いかどうか観察しながら修正を行っていきましょう。

まとめ

一見すると英語と数字ばかりで難しく見えるエラーコードですが、要素を切り離して見れば必要な情報を得ることが出来ます。

エラーの原因がわからないとパニックになってしまうかもしれませんが、落ち着いてじっくり観察してみて下さい。